
12世紀に築かれた城塞に囲まれたSaint-Malo サン・マロの旧市街の中央に位置するLa Cathédrale Saint-Vincent サン・ヴァンサン大聖堂。12〜13世紀にかけて建立された。頑丈な城塞は長らくサン・マロを守ってきたが、第二次大戦下の1944年8月6日、サン・マロを占領したドイツ軍を撃退するため、アメリカ軍が空爆を実施。サン・マロの8割近い建物が瓦礫となった。このときサン・ヴァンサン大聖堂も破壊された。

当時の写真がLa Cathédrale Saint-Vincent(carphaz.com)に載っているので見てほしい。それから28年後の1971年、La Cathédrale Saint-Vincent サン・ヴァンサン大聖堂は修復を終えた。瓦礫をかき集め、ひとつづつ石を積み上げていったその努力には頭が下がる。しかしながら美しい尖塔は飾り気のないシンプルなものとなってしまった。
パイプオルガンやステンドグラスなど見どころは多いが、私が好きなのは上のブロンズ製の祭壇だ。制作したのはArcabas(Jean-Marie Pirot)と息子のÉtienne。やわらかな曲線と造形の美しさに惹きつけられるのだ。
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