2005年07月12日

N0.3 フランス国立自然史博物館

◆◇ フランス国立自然史博物館 ◇◆


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 アフリカに暮らす人たちは、ライオンを近くで見たことがないそうです。
 
 なぜなら襲われるかもしれないので、遥か遠くに姿を見つけたら
 
 逃げないといけないからです。
 
 
 ところがパリのセーヌ川の近くで、サバンナを行進する動物たちを
 
 一度に見ることが出来るとっておきの場所があるのです。
 
 国立自然史博物館です。建物一階の大回廊に足を踏み入れると
 
 象の親子を先頭にチータ、サイ、シマウマ、キリンなどがごく自然な
 
 格好でそこにいることに驚きます。しかも、まるで自然の中にいるように、
 
 淡い照明の色が変化してゆくのです。サバンナの夜明けから日没までを表現
 
 しているそうですが、パリの喧騒がうそのようです。
 
 
 18−19世紀にかけて世界中を旅した探検家たちのおかげで、
 
 それまで未知だった動物たちがヨーロッパに持ち込まれ人々の興味を
 
 ひきました。でも動物園ができたりして、はじめの驚きが薄れてくるにつれ、
 
 剥製にされた動物たちは相手にされなくなってゆき、1965年に閉鎖された
 
 博物館の片隅で埃まみれになっていたのです。
 
 これらは30年の時をへて、見事に修復され1994年にここに
 
 蘇ったのです。哺乳類だけでなく魚類や鳥類などの剥製もあります。
 
 
 現在世界中でたくさんの種が消滅しています。

自然環境の変化、温暖化、密漁など原因は様々ですが

野生の生態系がくずれてしまうと、我々の暮らしも変わるでしょう。

これからも動物たちといつまでも共存したいものです。

ぜひご家族一緒に訪ねてほしい博物館です。

    
  
 ◇ Le Museum national d'histoire naturelle 国立自然史博物館 ◇ 
   
   36,Rue Geoffroy St-Hilaire 75005 PARIS
   
   Tel : +33 01 40 79 54 79 / 56 01

開館時間  10 h 00 〜 18 h 00

休館日 毎週火曜日,5月1日

もよりのメトロ Censier Daubenton / Jussieu

もよりのバス  24, 57, 61, 63, 67, 89, 91

入場料  : 8 ユーロ 
   割引料金 :  6 ユーロ EUR(4 〜 13 歳)
  


   
 ◇ 公式ホームページ ◇
   

   ⇒ http://www.mnhn.fr/
   
   オレンジの文字Grande galerie de l'evolutionをクリックすると
   
   大回廊の写真が見えます。そしてPlan de lieuは館内の
   
   見取り図です。
 

  
 ◆ あとがき ◆
 
子供のころ獣医になりたいと思ったことがありました。

動物と一緒にいると、いつもより優しい気持ちになります。 
 
ところで流行通信の7月号には、パリの剥製や標本専門店などが載っています。

映画や雑誌の撮影、ウインドーディスプレイなどに貸し出すことも

あるそうです。

フランス人の友達は車でドライブしていて、真っ白なフクロウが

事故にあって死んでいるのを見つけ、剥製にして飾っていました。

剥製にする費用がいくらするのか聞き忘れましたが、きれいでしたよ。



posted by Missa at 00:00| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | フランスの博物館・美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月05日

NO.2 特別号 ギュスターヴ・モロー展 メルマガバックナンバー

 ◆◇ ギュスターヴ・モロー展 ◇◆
 
  
 
  「詩と幻想の画家 ギュスターヴ・モロー展」という展示会が
 
  7月31日まで兵庫県立美術館で開催されています。
 
  ⇒ http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/index.html
 
  パリにあるギュスターヴ・モロー美術館から160点の作品が日本に
 
  やってきました。
 
  このあと東京でも見られるそうです。
 
  メルマガに書いた『出現』も来ていますので、ぜひご覧ください。
 
  この情報を書き忘れて予約発信してしまいましたので
 
  特別号として、発信しました。
 
    
  
 ◇ Musee Gustave Moreau ギュスターヴ・モロー美術館 ◇ 
   
   14,Rue de la Rochefoucauld 75009 PARIS
   
   Tel : +33 1 48 74 38 50

開館時間  10 h 00 〜 12 h 45, 14 h 00 〜 17 h 15

休館日 毎週火曜日

もよりのメトロ Trinite / Saint Georges

もよりのバス  67, 68, 74, 32, 43, 49

入場料  : 4 ユーロ 
   割引料金 :  2、60 ユーロ EUR(18 〜 25 歳)
18歳以下は無料  毎月第一日曜日は無料


   
 ◇ 公式ホームページ ◇
   
   日本語でも見られます。

   ⇒ http://www.musee-moreau.fr/index_u1l2.htm
   
   モローが見られる世界の美術館。日本にも7作品があるそうです。
 
   ⇒ http://www.musee-moreau.fr/homes/home_id24292_u1l2.htm
 
 
posted by Missa at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | フランスの博物館・美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NO2. ギュスターヴ・モロー美術館 (パリ) メルマガバックナンバー

 ◆◇ ギュスターヴ・モロー美術館 ◇◆

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 「私は自分が触れるものも見るものも信じない。
 
 私は自分には見えないもの、そして自分が感じるものだけを信じる」
 
 と語ったというギュスターヴ・モロー。
 
 19世紀後半、モネやセザンヌなど印象派の画家たちが自分たちの前にある
 
 風景を写しとろうとしたのに対して、人間の内面を描こうとしたのが
 
 モロー、ルドン、シャヴァンヌといった象徴主義の画家たちであった。
 
 
 パリ9区、静かな住宅地の一角にモローが46年間暮らした家、
 
 そこが今日では美術館になっている。
 
 二階が寝室や食堂など居住空間で三階と四階に作品が展示されているの
 
 だが、内部には所狭しと絵が飾られている。
 
 油彩850点、水彩350点、そして1万点以上の素描があるのだ。
 
 生涯独身だったモローははやい時期から将来自宅を美術館にしたいと
 
 考えていたようで作品の素描や下絵まで几帳面に保存していたのである。
 
 引き出しを開けるごとに無数のデッサンを見ることができるのだが、
 
 どれも躍動感あふれる素晴らしいものである。
 
 時間さえゆるせばいつまでもそこにいたいと思わせるようないごこちのよい
 
 空間である。
 
 
 イタリアに留学していた時には、ティツィアーノ、ボッティチェリなどの
 
 作品を模写、日本、ペルシャなど異国の絵画への関心も深かったという。
 
 ギリシャ神話や聖書を多く主題に用いたのだが、彼の作品は透明で幻想的な
 
 美しさで見るものを魅了する。
 
 
 『出現』という作品は新約聖書を題材にしたものである。サロメが洗礼者
 
 ヨハネの血がしたたる生首を指差している場面が描かれている。
 
 だが、モローが描いたのはサロメが踊っているときに幻として見えた光景だ。
 
 ヨハネが斬首されるのは踊りの褒美を問われたサロメが「ヨハネの首」を
 
 所望したためであったと新約聖書に書かれている。
 
 サロメのきらびやかな衣装と、まばゆい光につつまれた生首、そして画面
 
 から浮かび上がるように線で描かれた円柱や彫刻。
 
 これは油彩で茶色の濃淡が基調となっているが、水彩で同じ場面を描いた
 
 ものがルーブル美術館にある。
 
 ルーブル美術館の『出現』がより繊細で深みのある構成になっており深緑と
 
 青がアクセントになっている。
 
 
 
    
  
 ◇ Musee Gustave Moreau ギュスターヴ・モロー美術館 ◇ 
   
   14,Rue de la Rochefoucauld 75009 PARIS
   
   Tel : +33 1 48 74 38 50

開館時間  10 h 00 〜 12 h 45, 14 h 00 〜 17 h 15

休館日 毎週火曜日

もよりのメトロ Trinite / Saint Georges

もよりのバス  67, 68, 74, 32, 43, 49

入場料  : 4 ユーロ 
   割引料金 :  2、60 ユーロ EUR(18 〜 25 歳)
18歳以下は無料  毎月第一日曜日は無料


   
 ◇ 公式ホームページ ◇
   
   日本語でも見られます。

   ⇒ http://www.musee-moreau.fr/index_u1l2.htm
   
   モローが見られる世界の美術館。日本にも7作品があるそうです。
 
   ⇒ http://www.musee-moreau.fr/homes/home_id24292_u1l2.htm
 

Wait for feeding...
posted by Missa at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | フランスの博物館・美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月28日

NO1. ピカソ美術館 (パリ) メルマガバックナンバー

 ◆◇ 国立ピカソ美術館 ◇◆
 
 picasso
 
 みなさんはピカソの作品を、どう思いますか?
 
 子供のころ、私が最初に見たのは『ゲルニカ』だったはずですが
 
 「変な絵でどこがいいのかわからない」とずっと思っていました。
 
 その時はその絵にこめられた深い悲しみや怒りなど、
 
 全く理解していなかったからです。
 
 
 ピカソはスペイン出身で、
 
 ドイツ軍によってスペインの『ゲルニカ』が炎上したことなど
 
 知らなかったのですから・・・
 
 それから少しずつピカソのことを学び、その作品にひかれるように
 
 なりました。
 
 

 パリの国立ピカソ美術館があるのはマレ地区というとても古い建物が
 
 残っている地区にあります。
 
 ここには260点以上の絵画、158点の彫刻、3000点以上のデッサン、
 
 版画、陶器などが収蔵されています。
 
 公的なコレクションとしては世界で一番多くピカソ作品を所蔵する
 
 美術館なのです。
 
 「青の時代」、「薔薇色の時代」、「キュービスムの時代」、
 
 「新古典主義」、「シュールレアリスムの時代」へと移り変わってゆく
 
 絵画についてはよく知られていますが、ここにはユーモアたっぷりの
 
 彫刻がたくさん展示されています。
 
 
 
 収蔵されている作品は、ピカソ自身が生前ずっと手元に置いていた
 
 愛着のあった作品ばかりだそうです。
 
 そのため1985年の開館以来世界中のピカソファンが訪れている
 
 とても人気の高い美術館なんですよ。
 
 天才ピカソの魂の真髄に触れられる素晴らしい美術館です。
 
 
    
  
 ◇ Musee national Picasso 国立ピカソ美術館 ◇ 
   
   Hotel Sale 75003 PARIS
   
   Tel : 01 42 71 25 21
     
   開館時間 4/1  〜 9/30 : 9 h 30 〜 18 h 00
10/1 〜 3/31 : 9 h 30 〜 17 h 30

休館日 毎週火曜日、1月1日、12月25日

もよりのメトロ Saint-Paul / Saint-Sebastien Froissart / Chemin Vert

バス 29 - 96 - 69 - 75

入場料  : 6、70 ユーロ 
   割引料金 :  5、20 ユーロ EUR(18 〜 25 歳)
18歳以下は無料  毎月第一日曜日は無料


   
 ◇ 公式ホームページ ◇
   
   La visiteという項目を選ぶと作品を見ることができます。

   ⇒ http://www.musee-picasso.fr/
   
   こちらから無料でポストカードをお友達に贈ることができますよ。
   
  ⇒http://www.musee-picasso.fr/homes/home_carte_postales.htm
 
 
 ◇ 「ゲルニカ 〜防弾ガラスの中から聞こえる魂の叫び〜 」
 
   山口路子さんの『ゲルニカ』についてエッセイです。
 
   ⇒ http://www.angel.ne.jp/~muse/em03.html

Wait for feeding...
posted by Missa at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | フランスの博物館・美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月20日

私の宝物

e4d3ec50.jpg  毎回どこかの美術館を訪ねる度にささやかな記念の品を買います。それは、パンフレットであったり、ポストカードであったりして特に決まっていません。普段使う消しゴムやしおりを買うこともあります。

  それを家族や友人に見せながら、その絵の迫力や色合いなどを話すのです。たった1枚のポストカードでも、思い出に話がはずみます。

  そうやって少しずつ各地を旅してきました。よく子供たちが本物の絵画や彫刻を囲んで授業をしているところに出くわします。先生を中心に座り込んで説明を聞きながらキラキラした瞳を輝かせています。そんな子供たちの笑顔も思い出しながら、たまに記念の品を取り出して眺めるのが楽しみなのです。
タグ:宝物
posted by Missa at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | フランスの博物館・美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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