2009年01月03日

Le Mans, au pied de la Cathédrale Saint-Julien ル・マン カテドラルの光のショー


Le Mans : Les Chimères de retour - Le Mans - Manifestation de projection d'images plastiques du Mans.

  Rennes maville.comでブルターニュのニュースをチェックしていると、非常に美しい写真が載っていた。139枚の写真の中でも特にNo.96〜102に目が奪われた。これはすごい!ぜひとも上のリンクをクリックして、確認してほしい。

  どこかと思えばLe Mans,au pied de la Cathédrale Saint-Julien ル・マンで年末に行われていたカテドラルの光のショーだ。ビデオを探してみると、ご覧のとおり。中世の天使と悪魔がテーマになっているそうだ。自分の目でいつか見てみたい。

  Le Mans Office de Tourisme 観光案内所ホームページ
  こちらでイルミネーション全景がよくわかる。カテドラルの下部は地獄の火で燃え上がり、上部に天使が乱舞する。またビデオでしゃべっているようにカテドラル全体が森に変身するような錯覚にもおちいる。

  いっぽうレンヌの市役所は今年もライトアップされた。目に焼き付いて離れない、その写真はRennes : les illuminations de Noël からどうぞ。クリスマス前になるとフランス中が光に包まれる。この光景はやはり日本では見ることができない。でもこうやってビデオで見ることができるのだから、ありがたいものだ。

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posted by Missa at 00:13| パリ 霧| Comment(0) | ペイ・ドゥ・ラ・ロワール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

Joyeux Noël en 2008 メリー・クリスマス

Noel2008
   ロワール川のほとり、Tours トゥールから約20kmの場所にあるChâteau de Noizay ノワゼー城。現在はレストランとホテルとして営業しています。取材におとずれるとクリスマス・ツリーとキリスト生誕の様子を再現したとても美しいCrèche クレッシュ(クリックで拡大)が飾られていました。

  この城はフランスの歴史に名を残す大事件とかかわりがあります。1560年に起きた「アンボワーズの陰謀」と呼ばれるギーズ公暗殺未遂事件です。このとき暗殺を企てたプロテスタントの貴族たちがChâteau de Noizay ノワゼー城にいたところを逮捕され、Château d'Amboise アンボワーズ城で処刑されたのです。処刑総数は1200人にものぼり、フランス国内は宗教戦争へとつき進むことになります。

  今日はクリスマスイブです。キリスト教徒どうしが殺し合ったそんな悲しい時代があったことを、いましめともして記憶にとどめておかなければなりません。

  
  Château de Noizay ノワゼー城 ホームページ
Château d'Amboise アンボワーズ城 ホームページ



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posted by Missa at 14:53| パリ 霧| Comment(0) | ペイ・ドゥ・ラ・ロワール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月15日

フランス最大のドルメン売りにでる

Dolmen

  紀元前2000〜4000年前につくられた巨大ドルメン、Dolmen de Bagneux。マダムケイコのフランス生活日記に書かれていたエントリー華麗なロワール地方に突如現る先史時代遺跡!で知りました。

  Dolmen de Bagneuxのホームページを見ると、長さは23メートルで”le plus majestueux des Dolmens Français”「フランスで最も壮麗大なドルメン」と表示されています。ブルターニュにあるLa Roche-aux-Fées 妖精の岩と同じくらいの規模ですね。

  Dolmen de Bagneuxは「遺跡も含めて、城の主である伯爵家の所有だった。50年前に遺跡ごと土地が売りに出され、買い求めた」らしいのです。この持ち主、横でバーを経営しているらしいのですが、どうもこの立派なドルメンを持て余しているようで、こんな広告を出しています。

Le Dolmen de Bagneux est à vendre. Avec le Dolmen, il y a un :

* Un immeuble composé d'un commerce (actuellement bar-brasserie)
* Un appartement de 63 m2
* Un autre appartement de 140 m2 sur un terrain de 2300 m2.


Mgalithique

   ところで、「フランスの巨石はブルターニュだけじゃないの」という素朴な疑問にお答します。この地図でわかるように青いゾーンに巨石があります。ブルターニュにはCarnac カルナック以外にもモン・ドル観光白波のたつ冬の海で紹介したようにたくさんの巨石群があります。でも教会や普通の家を建てるために使われてしまったのです。

  Dolmen de Bagneuxは伯爵家が所有していたのでこれまで破壊されずに助かったのでしょう。ここはMonument Historiqueに指定されていますから、購入した人も石材として売ることはできません。ただいまドルメンをお買い上げならもれなく商業施設(バー)とアパート2つ(63 m2、140 m2)、そして土地 2300 m2もおまけについてきます。我こそはと思われる方、交渉してみてはいかがでしょうか。値段はいったいいくらなのか、興味ありますねえ。
posted by Missa at 16:58| パリ | Comment(0) | ペイ・ドゥ・ラ・ロワール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月22日

ロワール渓谷地方のポータルサイト

Tours_noel

    ちょうど去年の今頃はロワール地方のTours トゥールにいました。フランス在住の日本人女性が招いてくれたので、数日間事務所に泊めてもらったのです。電話では話したことがありましたが、会うのはこの時がはじめてでした。クリスマス前で華やかなイルミネーションで飾りつけられた街は活気にあふれていました。通りごとに趣向をこらした飾り付けです。
Tours_noel1

  Rennes レンヌより規模は小さいのですが、15世紀のルイ11世の時代には、一時的にフランスの首都となったこともあるだけに中世のたたずまいが残っています。想像以上に見所が多く、時間が足りませんでした。このような滞在の機会を与えてくれてありがたかったです。

  この女性、フランスで会社を設立しています。手続きは非常に苦労したそうですが、今ではTours トゥールにすっかり溶け込んで地元のイベント企画などもしているそうです。ロワール地方の穴場情報がたくさんありますので、観光の参考にしてくださいね。

  FRANCE ACCES ロワール渓谷地方のポータルサイト
  FRANCE VAL DE LOIRE フランス人向けのホームページ
posted by Missa at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ペイ・ドゥ・ラ・ロワール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月26日

エルミンを抱いた貴婦人

Dame_a_lhermine

LEONARD DE VINCI
La dama con l'ermellino (1488−90).

  この作品はレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたCecilia Galleraniチェチーリア・ガッレラーニの肖像画だ。15から17才くらいであったと考えられている。日本語では「白貂を抱いた貴婦人」と訳されることが多いがこれはフランス語ではLa Dame à l'Hermine、まさしくエルミン(オコジョ)なのである。

  チェチーリアが10才になったころイタリアのミラノ公、Ludovic Sforza ロドヴィーコ・スフォルツァ(通称 il Moroイル・モーロ)と婚約が整う。だが、ミラノ公はフェラーラ公エルコレ1世の次女ベアトリーチェと結婚。その後もチェチーリアは愛妾として同じ宮殿内に暮らしていた。一方レオナルド・ダ・ヴィンチは84年からロドヴィーコの元で働いていた。有名な「最後の晩餐」はミラノのサンタマリア・デレ・グラツィエ教会に描かれたものだ。

  ではいったいなぜ、エルミン(オコジョ)を抱いているのだろう。エルミンは純潔の象徴だったこと、そしてロドヴィーコの紋章だったというのが理由だ。加えて彼女の姓Galleraniに関する語呂合わせだったのではと推測されている。エルミンはギリシャ語でgalayだからだ。ただし評論家のなかには「オコジョじゃなくてフェレットだよ」という人もいるそうだが・・・

  さて「ミラノとブルターニュ、関係ないのに」という声が聞こえそうだが話はこれからだ。ロドヴィーコは2度にわたりフランス王と戦い没落してしまう。その王とはLe roi de France Charles VIII シャルル8世と Louis XIIルイ12世だ。ブルターニュ公妃でありフランス王妃となったAnne de Bretagne アンヌ・ド・ブルターニュのふたりの夫だ。

  ルイ12世はレオナルド・ダ・ヴィンチの評判を聞き、仕事を依頼したこともある。アンヌも夫から話を聞いていたはずだ。やがて運命に導かれるようにレオナルド・ダ・ヴィンチはフランスで人生最後の日々を送る。住まいとなったLe Clos LucéにはOratoire d’Anne de Bretagne アンヌ・ド・ブルターニュの礼拝堂があった。アンヌはアンボワーズ城の喧噪から逃れるようにこの礼拝堂で過ごすことが多かったのだ。

  ダ・ヴィンチがやって来たとき、アンヌはもう亡くなっていたが、礼拝堂に刻まれたエルミンのモチーフは今でも残っている。
posted by Missa at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ペイ・ドゥ・ラ・ロワール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする