2009年10月09日

突然の解雇にうろたえる従業員

  数十年勤務している会社から突然解雇を言い渡されたら、いったいどんな気持ちになるだろう。これは10月7日にFougères ma ville.comに掲載されていた記事である。Lourd plan social chez JB Martin chaussures

  FougèresにはJB Martin ジべ・マルタンという靴メーカーがある。1921年の創業以来質の高い靴をつくり続けてきた。ホームページを見てもとてもエレガントな靴が並んでいる。この町に住む日本人の友人は工場で行われるセールの時によく靴を買っていると言っていた。

  JB Martinは前日70人(うち59人が製造)を解雇すると告げた。人件費削減のため、フランス国内で靴をつくらない方針なのだ。長年この会社で働いてきた従業員も多い。小さな町で、50歳をこえて再就職先を見つけるのは非常に困難だ。驚きと悲しみで従業員たちはうろたえている。


    <参照>

この町には中世の巨大なLe Château Fort 要塞、Château deFougères フジェール城がある。

  


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タグ:突然の解雇
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2009年10月07日

A380パリ-ニューヨークの初フライト、ネット競売

  エールフランスはエアバスの超大型旅客機エアバスA380の初フライト航空券を競売にかけた。Air France met aux enchères ses vols inauguraux en Airbus A380.

  A380は世界初の総2階建てジェット旅客機で民間機として世界最大の航空機だ。私は就航前にフランスで組み立て中の機体を取材したことがあるのだが、度肝を抜かれるほど大きかった。そして2007年10月記念すべきシンガポール航空での初フライトは英国人のジュリアン・ヘイワードさんが10万380ドル(約1180万円)で落札して話題となった。

  今回の初フライトはパリ-ニューヨークを結ぶ11月20日、21日分。A380にひっかけて380席がeBay.frで売りだされている。開始価格が1380ユーロのビジネスクラスは12444ユーロ、380ユーロのエコノミークラスは6550ユーロまで値が上がっている。この価格はeBay.frで確認できるのでどうぞ。なお収益金は全額慈善団体に寄付されるそうだ。



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2009年08月17日

新型インフルエンザでフランス大混乱

  5月のゴールデンウイークあけから連日日本でも大変な騒動を巻き起こした新型インフルエンザだが、このところ国内ではほとんど話題にはなっていない。だが今日フランスのニュースでそのGrippe A/H1N1 新型インフルエンザについて大きく報道されていた。

  日本で新型インフルエンザによる初の死者がでたというのだが、フランス経由でやっと知った。Premier décès dû à la grippe A(H1N1) au Japon

  フランスでは日本よりはやく、7月に14歳の少女が肺の感染による発症が原因で死亡した。これがたまたまブルターニュ地方のBrest ブレストの病院での出来事だった。
  Un premier décès lié à la grippe A-H1N1 en France Une jeune fille de 14 ans qui souffrait d’une maladie grave et atteinte du virus de la grippe A-H1N1 est morte à Brest.

  そして今日の報道は「新型インフルエンザの流行が懸念されるので、9月からの新学期の登校を1週間遅らせる」というもの。日刊紙Ouest Franceには薬局でもふつう売っていないマスクを着用した写真が掲載され、いやでも目につく記事となっている。

  レンヌでも「新型インフルエンザの到来が心配?」Arrivée de la grippe A à Rennes, ça vous inquiète ?とか「20万枚のマスクを用意」A la Ville, 200 000 masques pour les agents などと載っている。

  「欧米ではインフルエンザでもマスクは着用しない」と5月に報道されていたので、ご存じの方も増えているだろうが、本当に風邪や花粉症でマスクをかけているフランス人などいないのだ。それなのに人口20万人の都市レンヌでひとり1枚のマスクを準備するというのがいかに普通でないことなのかを考えていただくと、フランスでの注目度の高さをわかってもらえるだろうか。

  5月に日本でマスクが売り切れになっていることを知ったブルターニュの友人は「フランスでも新型インフルエンザの報道はあるけれどよその国のことみたいで真剣にはなっていない」と言っていたのにその状況はすっかり逆転してしまっている。「国民は冷静に対応してほしい」と昨日舛添要一厚生労働相は発言しているが、マスコミにしてもフランスの状況は伝えていないのではないか。

  フランス旅行を計画中の方は新型インフルエンザについてのニュースにも注意が必要です。


     <追加情報>

  フランス政府は新型インフルエンザの流行を想定し、ワクチン9,400万人分(10億ユーロ)をフランス、英国、スイスの製薬会社に発注。ワクチンは今年10月から1来年1月にかけて納入される見込みだという。フランスの人口は6500万人なので思い切った政策だ。




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2009年03月14日

銀行もストライキ?

  フランスのストライキは日本とは比較にならないほど大規模。ほとんどの職場の組合がストライキを実施する。商店はどこも開いていないし町では拡声器で掛声をかける音が響き渡る。

  3月19日に口座を持っている銀行に行く予定だったので、もし休みならその後の予定がたてられない。それで銀行に電話してみた。

  「3月19日は休みになるのですか」
  「まだストするかどうかわからないから、今はなんとも言えないのよ」
  「もしストするなら1日だけですか。それとも何日もつづくのですか」と聞いてみた。
  「それは1日だけよ」と言うのだが、どうも信じられない。本当に1日だけで終わるのだろうか。

  レンヌでバスがストライキをしたときも、交渉が成立せず結局1か月くらい続いた。でも銀行は影響力が大きすぎるから長期になることはないだろう。デモに参加しなくてもストライキの覚悟が必要だ。


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2009年03月13日

3月19日 フランスのストライキ 

 

  今晩、ブルターニュ出身の友人と夕食を食べた。ブルターニュの話をふたりで弾丸のように2時間くらいしゃべって一息ついたころ彼女が「そういえば19日に全国的なデモがあるわよね。この日はなにもかもストップするはずだけど、あなたどこにいるの?」と聞くので一瞬あせった。「ええと。その日はレンヌにいるはずだけど。長引くかな」。

  私がフランスに着くのは3月17日の夜。その日にブルターニュまで行くのは無理なのでパリに泊まり、18日の夕方にレンヌに行くTGVのチケットをとっていた。はじめは19日の飛行機のチケットにする予定だったのだが購入まぎわに少し価格があがったので17日にした。変更していてよかった。

19日は銀行に行く予定なのだが、ストライキはしないだろうか?19 mars Grève Générale でチェックしてみるとIlle-et-Vilaine県のデモの予定が書かれていた。私を待っていたかのように、さっそくデモのお出迎え。

35 - Ille-et-Vilaine
Rennes -> 11h, place de la Gare
Fougères -> 17h15, devant la sous-préfecture
Redon -> 11h, devant la sous-préfecture
Saint-Malo -> 11h, devant l'ancienne gare
Vitré -> 17h, place de la gare

  友人いわく「ヨーロッパではフランスほど、ストライキが長引く国はないと思うわ」。「イタリアとかスペインとかラテン系の国のほうが休んでいるようなイメージを日本人は持っているんだけどどうなの」。「そうかな。イタリアはストとかしていないように思うけど。ドイツも日数は短いけれどストはあるわよ」。

  いくら慣れているとはいえ、短期間の滞在でストが長引くときつい。帰りのことも気にかかる。ちゃんと空港の窓口に到着していないと、払い戻しはないからだ。気休めにまじないでも唱えておこう「ストライキくわばら、くわばら」



   <追加情報>

  1)SNCF18日20時〜3月20日8時までストライキ
  2)パリ市交通局RATP の組合のうち、4組合が19日にストライキ。 
   (パリの地下鉄、RER等は、間引き運転で混乱が予想される)
  3)エールフランスの組合は、19日にストを予定。

  いやはや、私は18日の18時にレンヌ着。ぎりぎりセーフだった。ほんとはこの日、東のほうに日帰り旅行に行こうと思っていたのだが、どうも予約する気になれずそのままズルズル。結果的にこの優柔不断さが幸いしたのだが、喜んでいいのか・・・


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posted by Missa at 09:47| パリ 曇り| Comment(0) | フランスのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする